大切な愛猫が長生きするためには、毎日の食生活はとても重要です。ですが、ここ最近のペットブームの影響があってか、ペットを甘やかせてしまう人が多く出てくるようになりました。その結果、肥満気味の体型に。

 

猫も私たち人間と同じ。肥満は健康維持の妨げになります。シニアに差し掛かってきたのならなおさら適正体重の維持を目指しましょう。肥満が気になる老猫のダイエット方法とはどのようなものがあるのでしょうか。

 

体重計

 

体重のはかり方

 

ペットを家族の一員としてかわいがる飼い主さんが増えてきた分、甘やかせてしまい肥満気味になるペットたちが問題になっています。私たち人間と同じように、肥満はさまざまな病気のリスクを一気に増加させてしまうため、体重の管理はとても重要なことです。

 

特に老猫になると、さまざまな機能が低下してくるため、負担をかけないようにするためにも、適正体重はどれくらいか、そしてその適正体重をオーバーしていないか確認してみましょう。体重のはかり方としてポピュラーなものはこの3つ。

 

  • 飼い主が抱っこしてはかる方法
  • ペット用スケールに乗せる方法
  • つり下げ計りにつるす方法

 

じっとしていない愛猫なら、飼い主と一緒にはかる方法が一番簡単。ただし、細かい数値まで計測できないのがデメリットです。ペット用スケールは、愛猫が座りやすいように設計されているため、案外おとなしくしてくれるという声が。つり下げ計りは、袋に入りたがりの猫の特性を活かしたはかり方。袋の中でじっとしてくれます。

 

適正体重はどれくらい?

 

はかった体重が適正体重かどうか見極めますが、成長期の猫は体重もグングンと増えるため、体重チェックは成猫になった後からが大切。大型の猫は例外もありますが、ほとんどの猫は3kgから5kgの範囲におさまります。

 

猫も人間のBMI値の計算方法のように、計算式にあてはめて出た答えを、体重表と照らし合わせチェックします。ですが、猫の場合少し特殊な採寸方法が必要で、私たち素人には少し難しいように感じます。そこでおすすめしたいのは、ボディコンディショニングスコア(BCS)でのチェック方法。目でみること、そして触ることでチェックする方法です。チェックするのはこの3点です。

肋骨・腰部・体型

 

BCSは1〜5までレベル分けされており、1は痩せすぎ、5は太りすぎとなります。理想的な体型はBCS3です。肥満に気を付けなければいけないのはBCS4BCS5

 

BCS4
  • 肋骨・・・脂肪が邪魔をし、肋骨に触ることができない
  • 腰部・・・上からみると隆起がない
  • 体型・・・腹部に丸みがありくびれがほとんどない

 

BCS5
  • 肋骨・・・分厚い脂肪が邪魔をし、肋骨に全く触ることができない
  • 腰部・・・厚く弾力性のある脂肪に覆われている
  • 体型・・・腰にくびれは全くなく横から見ると腹部が垂れ下がっているように見える

 

肥満のリスクとは

 

猫も人間と同じように、肥満になるとさまざまなリスクが付きまといます。肥満になるとどのようなリスクがあるのでしょうか。

 

  • 糖尿病
  • 尿道疾患
  • 関節炎
  • 便秘や下痢
  • 皮膚病
  • 脂肪肝
  • 心臓病など

 

肥満はこのようなさまざまな病気を招く恐れがあります。中には命にかかわるものも。老猫は特に体の色々な機能が低下しているため、このような疾患にかかりやすいと言われています。このような病気にならないためにも、しっかりとした体重管理が重要になってきます。
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肥満を解消するには

 

気になる肥満を解消するには、毎日の生活の中に取り入れられる解消方法で長続きさせることがおすすめです。

 

食事の内容

摂取カロリーを減らすことが重要ですが、食べる量を減らすのは愛猫にとって嬉しいことではないですし、ストレスもたまりかねます。そのせいでおやつをいつも以上に求めるようになったら意味がありません。そんな時は、ダイエット用キャットフードに置き換えれば、摂取カロリーの減少につながります。ただし、急にキャットフードを変えると食べなくなる場合もあるため、すこしずつ移行していくようにしましょう。
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おやつを与えすぎない

おやつを求められるまま与えていませんか?おやつは決してカロリーの低いものばかりではありません。おやつはコミュニケーションツールとしてとても有効なアイテムですので、与えるのはOK。ただし、低炭水化物低脂質なものを選んであげてください。与えすぎが厳禁です。

 

運動

ダイエットが必要な愛猫にとって、運動量はとても重要なことですが、シニア期に差し掛かった老猫にとって、若い猫たちのように走り回るのはあまり得意ではないかもしれません。そんな時は、猫の興味をひくおもちゃキャットタワーを用意してあげるといいでしょう。

 

キャットタワーはあまり高くないものがおすすめです。天気のいい日は外に散歩に連れていくのもマル。迷子にならないようにリード迷子札を付けてあげてください。
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食事の回数を増やす

老猫の場合は、成猫と比べ1〜2回ほど食事回数を増やしている場合も多いと思いますが、食事をこまめに与えると、肥満になり食いと言われています。もちろん、1日の合計量は増やさないよう、回数だけを増やします。

 

まとめ

 

私たち人間と同じように、肥満になると猫の体にさまざまな負担やリスクが増加します。愛猫にとっての適正体重を知り、肥満気味でないかをチェックしてあげてください。肥満気味であるという結果が出た場合は、猫のストレスにならないよう、ダイエット作戦を。
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